静岡市駿河区｜野口耳鼻咽喉科医院（柚木駅、東静岡駅利用）

急性中耳炎

特に子どもがかかりやすい病気で、風邪などにより耳管を通って細菌やウイルスが入り込み、中耳に炎症を起こす病気です。3歳くらいまでは繰り返しかかりやすく、放置すると滲出性中耳炎や慢性中耳炎に進展する場合があるため、注意が必要です。

◇主な症状

• 激しい耳の痛み
• 発熱
• 耳だれがでる
• 耳が詰まった感じ　など

小さなお子様がぐずり、耳を気にしているようでしたら、急性中耳炎の可能性があります。早めに診察を受けしましょう。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎（しんしゅつせいちゅうじえん）とは中耳に浸出液がたまる病気です。乳幼児やご年配の方に発症しやすい病気です。急性と異なり、痛みや熱、耳だれのようなはっきりとした症状を伴わないこともあり、気づくのが遅れる場合があります。

◇主な症状

• 難聴
• 耳がふさがったように感じる
• 自分の声が耳の中で響く

お子様の場合、下記の症状があれば滲出性中耳炎を発症している可能性があります。

• 呼んでも気付かない
• TVの音が大きい
• 何度も聞き返す
• しゃべる声が大きい

慢性中耳炎

急性の中耳炎を繰り返すことなどにより、炎症が慢性化し鼓膜に穴があいたまま、塞がらない状態の病気です。

◇主な症状

• 難聴
• 耳だれ

急性中耳炎に見られるような耳の痛み、発熱はほとんどありません。

耳の入口から鼓膜までの部分に、耳かきなどが原因で皮膚が傷つき、細菌などに感染し炎症を起こす病気です。

◇主な症状

• 耳の痛み
• 耳のかゆみ
• 聞こえにくくなる
• 耳だれがでる
• 耳が詰まった感じ　など

現実には周囲に音がないのに、本人にだけ何か音が聞こえる状態のことをいいます。耳鳴りの原因はさまざまあり、内耳疾患による聴覚系の異常や、心理的なもの、原因不明のものもあります。
耳鳴りの治療には、早期に原因を特定することが重要です。お悩みの方はお早めにご来院の上ご相談ください。

明らかな原因もなく、ある日突然片方の耳が聞こえなる病気です。場合によっては、耳鳴りやめまいが伴うこともあります。血流障害や神経のウイルス感染、疲れやストレスで自律神経のバランスが崩れることにより引き起こされると考えられています。